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2024.01.31 DEMOTOUR 注目のニュースキー
皆さんどんなシーズンをお過ごしでしょうか?
雪のコンディション的にもいつもの冬とはだいぶ変わったシーズンになっておりますね。本日までに4会場でのDEMO TOURが終了いたしました。各地に足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
野沢会場では90cmのディープパウダーに恵まれ最高の滑り出しかと思いましたが、その後の3会場はスキー場のポテンシャルに助けられる状況となりました。高温が続き、降雪があってもベストと言える状況ではありませんでしたが、そんな環境だからこその新たな発見や各エリアからの製品に関するフィードバックが参加ユーザーの皆様のおかげでありました。今回はスキーに関するユーザー様からの情報とDEMO TOUR 参加者必見の最新スキーに関するインフォメーションの二本立てで参ります。
不動の定番JJUL
このスキーが誕生して早くも5シーズンほどが経過しますが、人気は衰えません。
老若男女問わずこう述べさせるスキーは間違いなくベスト・オブ・イージーパウダースキーと言えるでしょう。パウダースキーであるのにオンピステでのターンが気持ち良かったり、春の雪でも抜群の操作性を発揮するJJULはもはや真のオールラウンドスキーと言っていいのではないでしょうか?
165cmは身長が小柄な方でも問題なく乗れますし、大人顔負けのライディングしたいジュニアにもバッチリです。175cmは多くの女性にも選んでいただいている他、ショートファットの流行に乗れるスキーではないでしょうか?185cmはもはやJJULの男性定番サイズです。また、JJULでは物足りなくなったみなさんも一定数いるはずです。そんなときはWhitewalker116や来季新登場のARV112へのステップアップをご検討ください。今お持ちのJJULは是非持ったままで、遊びの幅を広げましょう!!
絶対的な無重力感と操作感で人気急上昇
今回の新発見は、超ドライな雪質での性能と、これとは全く逆のウエットでヘビーな雪質での性能の高さです。
雪の粒が細かく水分を含まない北海道の内陸エリアのユーザー様から寄せられたコメント↓
「雪が軽すぎて、大量降雪の際には底無し沼のような状況に出会す場合がある。JJULやWW116では沈み歯が立たない状況でもWW121はパウダーの表層に近いところを滑ることが可能。ロッカーがきつく、Topも硬めなので雪の受け過ぎによる失速も少ない。」
同じ北海道エリアでも今季は高温で湿雪が多い状況で対照的なコメントもいただきました。実際に試乗会当日も40cmの積雪に加え、最高気温はプラスでした。↓
「クリーミーな湿雪が降り積もったコンディションやアラレのような粒が積もった場合でも、短い有効エッジとTop&Tailのスイベルテックのおかげで自由自在な操作が可能。これはJJUL以上の操作性。雪質がどうであっても、降り積もっている場合、ツリーランとの相性も抜群。」
DEMO TOUR 注目ニュースキー
24-25のARMADAのテーマはフリーライドへの挑戦です。”自然の山の中をハイスピーで滑り、パークのようにトリックを決める。よりスティープな斜面への挑戦”そのためには製品のアップデートが必要でした。この度フリースタイルフリーライドのためのツインチップ”ARV112&106”,ビッグマウンテンのためのディレクショナル “DECLIVITY X 115,108,102が新たに誕生いたします。
ARV112&ARW112UL
長年親しまれたJJがついにアップデートします。JJという名前はなくなってしまいますがそのDNAを受け継いでいることはいうまでもありません。低く、長めにデザインされたロッカーに加え、パークスキーでおなじみのポプラコアと3DGEWALLで構成されたARV112は、速く、力強く、オフピステを滑走しトリックを決めることを可能とします。重量を感じさせないバランスの良さで、軽快な操作が可能な次世代フリースタイルフリーライドスキーです。間違いなくARMADA最速ツインチップスキーと言えます。
JJ(左)とARV112の比較
JJと比較してTop&Tailのロッカーが緩やかに長くなっていることと、Top:Tailのロッカー比率がJJは約1:1、112は2:1となっており、より滑りに特化したディレクショナルスキー のような形状が特徴的です。今でもたくさんの問い合わせをいただく名機TSTに似たロッカーバランスであります。また、有効エッジも長くなりましたので滑りごたえも格段にアップしております。
また、ARW112はULバージョンで、荒れやオンピステに少し強くなり、シャープさが増したJJULという感じです。ちょうどJJULとARV112の間に位置するパワーバランスです。
ARV&W106
バーサタイルに使える106もこの度フルモデルチェンジとなりました。今回、パウダーやオフピステにより柔軟に対応するロッカー&フレックスパターンを採用し、パークからフリーライディングまで一本でこなすことのできるスキーに生まれ変わりました。ロッカーのバランスはARV112と似た配分になております。柔らかくなったノーズやテールを使ったトリックや、スキーがより綺麗にたわむため、今までの106よりもグッと扱いやすくなっております。従来通りARWはARVのソフトフレックスモデルです。
この夏、山岳事故でこの世を去った伝説のビックマウンテンスキーヤー“トフ・ヘンリー”のシグネーチャーモデルです。115は芯材を軽量化、108&102は構造を全て見直した全く新しいスキーです。よりスティープで、過酷な斜面を、全速力で滑るために開発されました。また、従来の108Ti, 102Tiと比較して、メタルの配置場所をセンター付近に集約し、より柔軟に追従するTop&Tailによりオフピステでの操作性が格段に向上しました。これによりTop&Tailが食いつきすぎず、深雪や悪雪でも快適に滑走することが可能です。108はセンター推奨ラインが2箇所ありますので、DEMO TOUR参加の際はどちらも試してみましょう。また、低く、長く取られたロッカーを他のモデル同様に搭載しており、来季のトレンドと言えます。
近年、ZEROシリーズの進化と話題で持ちきりでしたが、今回は通常ラインナップのアップデートに注目です。道具の進化から目を離せません。詳しく知りたい方はDEMO TOURに参加お願いいたします!!
DEMO TOUR 23-24 開催要項
・参加費:無料
・参加条件:Webエントリー&身分証の持参
・開催時間:10:00-15:00 (最終貸出14:30)
※降雪状況により開催スケジュールを1時間早める場合がございます。
※最新の情報はARMADA 公式InstagramまたはFacebookより配信いたしますので、アカウントのフォローをお願いいたします。
開催スケジュール
2/3-4 (土日)ハチ高原スキー場
2/10-11 (土日)高鷲スノーパーク
2/17-18 (土日)神立スノーリゾート
2/23-24 (金土)川場スキー場
3/9-10 (土日)野沢温泉スキー場